sesame123の掲示板をご覧のみなさま、いつも本当にありがとうございます。
みなさまからの「あたたかいメッセージ」のおかげで、私たちも元気を頂き、日々の業務を頑張らせて頂いております。心より感謝をしております。

さて、今回新しい試みとして「日記」というページを作ってみることに致しました。
何か特別なことが起き、これはみなさまにご報告をしておいたほうがいいと判断した場合に、書かせて頂こうと思っております。ですので、何か特別なことというのが起きない限りは、ページは増えてまいりません(苦笑)その点はご了承くださいませ。どうぞよろしくお願い致します。
2006年8月
7月のある日、1通のメールが届きました。
2005年の7月に最初のご注文を頂き、掲示板へも何度かメッセージを頂き、あとはメールで定期的にメッセージのやり取りをさせて頂いているカーコさんから。
そのメールにはこう書かれていました。
「8月の初めに香川に行きます。ようやくチケットも取れたのでご報告です!」と。
私「カーコさんが来るって」 家内「ほんとう」 娘「へー」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。


3人
「えぇ〜?!」「大ごとだ!!」


今までにも、同じ香川県にお住まいのお客様や、四国内の愛媛県、徳島県、高知県から、
そして海を隔てたお隣の県岡山県からは、時々店を訪ねてくださる方はいらっしゃいました。
で、でも今回来てくれると言うカーコさんは、何と山梨県に住んでいるのです。しかも、観光で香川に来たついでに私たちの店に寄ってくれるというレベルではなく、私たちの店だけを目指して来てくださるというのです!山梨県といえば、新幹線やマリンライナー(岡山と香川をつなぐ電車)を使って約6時間、さらにそこから乗り換えて・・・。それにカーコさんは確か山梨でも、もう長野県に近い山のてっぺん付近に住んでいるはず(家があるのが確か海抜750メートル付近)。

●第一回目の緊急家族会議
娘「お父さんのせいで!どうするん!せっかく来てくれてものすごくガッカリするかも分からんし・・・」
家内「大丈夫かいの?お父さんの顔見た途端に、帰ります!って言うん違うん?」
もう散々です(笑)
確かに二人の言うことは当たっていて、わざわざ暑い中を来てくれて、期待はずれだったら・・・。
これは本当に大変なことになったなと、私も思ったのでした。
今までは、店に来てくださるお客様と、ネットショップのお客様は一つのラインで分かれていて(地元のお客様以外)それなりに形が出来ていたのです。ところがその壁を越えて、遥々来てくださるという・・・。
いろいろ話し合った結果、出来る範囲のことをして、ありのままを見て頂こう!それでガッカリさせてしまったとしたら、素直に謝ろう!ということで、一応その日は会議を終えたのでした。

●送られて来たスケジュール
1泊2日、香川への旅・・・。
何と起きるのが3:00、4:00にはもう家を出発して、5:30の甲府始発に乗り、さらに8:00過ぎの新幹線・・・。やっと香川に着くのは・・・お昼の1:00過ぎということ。およそ10時間の時間をかけて来てくれ、翌日のお昼12:30過ぎにはもう香川を後にするという。
来てくれるのはカーコさんとTさん(カーコさんが7年間一緒にいるかた)。
なぜここまでして来てくれるのか、
嬉しい反面、それだけ期待を裏切ってはならないというプレッシャーも感じて・・・。
とにかくすごい人たちだ!と思いました。
そしてsesame123ってそれだけの価値があるのだろうか?と自問していました。

●第二回目の家族会議
香川の何を見て頂くのがいいか?山梨県になくて香川県にあるもの・・・。
そうだ。海だ。確か山梨県には海がない!ということで、次はどうやって海を見てもらうか?が議題になりました。海に行くとすれば車がいる。人がいる。あいにく私の車は、冷房が壊れていて使えない。この時期のお昼に走ったりすると、おそらく夜まで元気でいられる保証がない(笑)ということで、選ばれたのが、私の甥、娘のいとこである「ひでにぃ」でした。
34歳、体重100キロ、の彼は甲子園にも出場したことのある野球人間で、趣味が釣り、そして何より香川県のにおいがプンプンする好青年。店の留守番は、家内と私がして、娘が一緒に行けば・・・
とりあえずは海には行ける!
と言うことで、「ひでにぃ」に事情を話し、快く引き受けてもらうことに成功。後で聞いた話では、彼なりにどの辺りの海を見るのが一番いいかと、いろいろと研究をしてくれたということ。こういう時に身内と日頃仲良くしておくといい!ということに気付きます。ありがとう!

●それからの日々
とりあえず、昼は海を見てもらい、夕方は店、そして夜はせっかくだから一緒に食事をということで、予定もようやく決まり、後は当日を待つということに・・・。
ところが、結構あるのです。心配事が・・・。そうです。肝心の売場を整えておかなければという課題がまだ残っていました。これは別に売場の大移動をするとか、そういうレベルのお話ではありません。例えば電球が切れたままになっているとか、ディスプレイがされていない場所があるとか、ポップが傷んでいるとか、小売業には永遠に付いて回る、売場管理の部分のことです。これを、きちんとしたからと言って、おそらく気付かれないことが多いのですが・・・、
やっぱり人間って不思議なもので、例え気付かれないにしても、せめて正常にしておかないと、何だか気持ちが悪いみたいなのです。最近では、一日のほとんどの時間をネット関係に当て、売場の作業を家内と娘に任せてしまっている私も、しばらくぶりに脚立に上がり、電球を取り替えたり、ディスプレイの手直しをしたりと・・・。これは書かないでおこうかなとも思いましたが、書いてしまいました(苦笑)

●当日前夜
よし、これでもういいね!と納得の行くまで作業をし、いつもよりも少し遅めに帰路についた私たち3人。いつものように24:00まで開いているスーパーに寄り、これもいつものように、家内と私が車から降り、娘は車の中で待つ・・・。
そして買物を終え、車に帰ってみると・・・娘がやけにニヤニヤしているのです。「何?」とたずねてみると、なんと「電話をした!」と言うではありませんか。カーコさんに。今まで、一度も声を聞いたこともないのに、思い切った行動だなと思っていると、娘が言います「明日会えるという日まで我慢したから、もう声を聞いてもいいかな?」と思ったと。確かにそうだけど・・・、やっぱり実際に会うというのはかなりのプレッシャーでもあります。

●当日
前日、遠足の前状態の精神状態になり、あまり眠れなかった私の枕元に娘が立っています。
※いつもは朝の強い家内が私を起こし、私が娘を起こすという順序なのです。ところが不思議なことに、確かに娘が立っています。そして・・・。
「大変なことが起きた!カーコさんたちが渋滞に巻き込まれて、新幹線に間に合わなかったらしい!
いつ駅に着けるかも分からないと言ってる!」と泣き声半分で叫んでいるのでした。目覚めの悪い私を起こすための冗談にしては、少し性質が悪すぎるし、もしかして本当のこと?とまだ半信半疑でいる私に、「ひでにぃにも電話せないかん!」と叫び続ける娘。この段階で、やっとことの重大さに気付き、急に心配になる私。(下手をすると、着くのが何時間か遅れるかも知れない・・・そうなるとますます来てもらう段階で苦労をかけてしまう・・・)色々なことを考えながら待つこと約1時間?!カーコさんから次のメールが入る。何とか30分遅れの便に乗れたとのこと。よかった!3人で顔を見合わせ、胸をなでおろす。

いよいよ、クルマで店に出発。
娘のテンションが異常に高い!完全な興奮状態で、声がいつもよりもイチオクターブ高いし、ボリュームも大きい。
そしてずっとこうしてああしてと喋り続けている。余程嬉しかったのだろうと思います。家内と私は・・・、辛抱強い?ので、出来るだけ平静にと・・・、でも心の中は娘と同じように興奮状態だったと思います。

●香川に到着!
遅れること30分。とうとう、カーコさんとTさんがやって来ました。
迎えは娘。改札口で興奮して待つ。
だが、乗客の人たちがみんな降りてしまったのに、まだ降りてこない?
不安になってどうしよう?と思っていると・・・。「こんにちは!」の声とともにお二人が・・・。
何でも駅に着いてトイレに先に行っていたとのこと。よかったよかった。

香川県へようこそ!


そして、ひでにぃ運転の車に乗り込み、まず海へ。






後で聞いた話では、3箇所ぐらいに車を止め、ひざしたまで海に浸かったらしいです。

★ここでTさんのご紹介。

私たちとはもちろん初対面で、メールでも一度も話をしたことがありません。
ですから今回は、誰よりもプレッシャーを感じていたのでは・・・。
身長が177センチと私と同じ。ただ、年齢が約半分ということもあり、体型は全く違っていました。
三角形の体型の私に対して、Tさんは、水泳、柔道、剣道というハードなスポーツをして来たということで、見事な逆三角形!
並ぶと、目線は同じなのに、なぜこんなにも違うの?と少し寂しくなりました(笑)ちなみに男前です。
そして何より、最初から最後まで、相手を楽しくさせるというエネルギーを発散し続けてくれていました。
本当にありがとう!

この後、一旦解散して、ホテルにチェックイン。あとは二人だけで、店を尋ねてくれることに。
娘が店に帰って来て、一部始終を語る。
小さい頃から話好きで、学校であった事もすべて話すタイプ。
そういう意味では、今回は先行情報収集をしてきてくれて大いに役立ったかも知れません。

落ち着かない気持ちで、店内をうろうろしている時に、
「今からホテルを出て、店に向かいます!」という連絡が・・・。
それを聞いただけで赤面し始めた私のこの恥ずかしがり屋は、何とかならないものか?
娘は相変わらず走り回っていて、バイトをしているカレー屋さんが開いているかどうか見てくると、
出て行ってしまう。
家内は、比較的落ち着いた様子。こういう場合は、絶対家内が強いし、頼りになります。

二人して、店内から表のほうを見ていると、先に飛び込んできたのは、娘でした!
「もうそこまで来ている!」と言ってまたどこかに走り出して・・・。さあ、いよいよ・・・。


「きたぁ〜!」

「こんにちは!」「いつも本当にありがとうございます!」「遠かったでしょ?」「暑かったでしょ?」と
あいさつを交わしたのは、ぜんぶ家内!
私はこの時、軽く記憶が飛んでいて、おそらく「ありがとうございます」がかろうじて言えた程度だったと思います(苦笑)

嬉しい!でも恥ずかしい!

この時は、この言葉がすべてでした。後、こんな時にきちんと対応が出来ない自分への情けなさと。
その後店内をゆっくり見て頂き、お送りする箱があるかな?というぐらいの買物をして頂き、
次第に照れくささも薄れ・・・。
やっとみんなが落ち着きを見せ始めました。(正確には私だけがかも?)


↑このサイズならいいよね?

★カーコさんのご紹介
今なら言っても大丈夫だと思いますので、ちょっとだけ言いますと(笑)、最初はかなり不思議な人でした。最初のご注文でいきなり3通のメールが来ましたし、掲示板とご注文がセットで届いたり(普通は商品が届いた後に掲示板というケースが多いのですが)。それがメールのキャッチボールを重ねる度に、魅力を増して行き、最近ではもうカーコさんの人柄に私たち全員とりこという感じになっています。
彼女がいるだけで、周り5メートル四方が明るくなるというか、元気になれるというか、そういう力を持った方です。Tさんとの息もぴったりで、二人がそろうと、ますますパワーアップという感じです。
これからも今まで通りよろしくお願いしますね!
●晩御飯
さて、緊張感がだいぶん薄れて、何とか会話も正常になりかけた頃、閉店の時間が近付いて来ました。
いつもより少しだけ早く店を閉め、その後は、一緒に食事をすることになっていました。

この食事をする店で、私たちはまた悩むことになりました。実は、外食をするのは一年に数回と、ほとんど機会がないのです。しかも私たちだけで行くところと言えば、クルマで行けるファミリーレストランばかりで、街中で仕事をしていながら、街中のことは全く分からないのです。
困っている私たちを救ってくれたのは、やっぱり身内でした。斜め向かいのお漬物屋さんと結婚していて、もう何年も近くで生活している私のいとこの娘(○○ちゃん)。そのいとこは、いとこ間では上から何番目かの年長の方で、私は逆に確か一番下なので、いとこよりもこの○○ちゃんとの方が年齢が近い!
(名前を出してもいいのですが、有名な人なので自粛(笑))。

この○○ちゃんがかなりの美人。私と血筋的には繋がっているはずなのに、なぜこうも違うのか?きっと神様がどこかの段階で、2人の行く道を分けたのだと思います(苦笑)「はいはいあなたはこっち!、君はこっち!」と。ある日、うどん屋さんのご主人に「実は私たちは血が繋がっている!」と言ったことがありますが、きっぱりと「似てないなあ!」と言われました(笑)でも本当なのです!
実際には、彼女との付き合いは血のつながりがある私とよりも、家内や娘のほうがかなり深い、この辺りに、社交的な家内とそうでない私の差がはっきりと出てしまっています(苦笑)。
その○○ちゃんが教えてくれたのが、私たちの店から歩いてすぐのところにある、居酒屋さんでした。
「安くて美味しいし、雰囲気もいいから!」ということで、予約までしてもらいました。
○○ちゃんありがとう!大正解でした。

●時間が足りない!
時々は横を通り、中で楽しそうに食事をしている人たちを見ることもありました。
でも、その時々はあくまでも第三者で、自分たちには縁のない場所だと思い込んでいたのでした。
入口を入ると、「ほー、外から見るのとは全然違う!」という感じで、思っていたよりもかなり広く、雰囲気もバッチリでした。「あのー、予約をお願いしてあったものですが・・・」と言うことで、気持ちよく案内してもらえたのが、これまたいい感じのテーブル。向かい合わせで椅子が3つと2つセットされていて、
↓こんな感じに座ったのでした。


ここで改めて、「ようこそ香川へ!」ということで、カンパーイ!
Tさんと私はアルコールも入り、ようやく肩の力も抜け・・・。
そしてみんなでいっぱい食べて、いっぱい話して・・・。

それまでグッと抑えていた私が一番はしゃいでいたはずで、後で家内に聞くと、相当に嬉しそうだったということでした。考えてみると、ネットショップを始めようと言い出した時に、まさかこんなに素敵な時が訪れてくれるとは夢にも思っていなかったし、長い小売業生活30年を振り返ってみても、お客様と一緒に食事をするという経験は初めてなのです。その夢のようなことを実現させてくれた二人を前に、私たちはいつしか、相手がお客様であるということすら、どこかに飛んで行ってしまっていたと思います。

私たちの場合、先に出て来た「ひでにぃ」もそうだし、甥や姪という存在と結構親しくしていて、今、目の前にいる二人もいつしか、気持ちの中ではそういう存在に早代わりしてしまっていたのだと思います。
ごめんなさいね。Tさん、そしてカーコさん。
最高に楽しい時間が続き、こういう時がエンドレスであればいいのに・・・と思いながら、ふと気付くともうすでに閉店間近の時間。引きずる気持ちと、楽しかったなあ!という充実した気持ちを両方持ちながら店を後に・・・。
ごちそうさまでした!最高に美味しかったです!

●ここはやっぱり・・・想い出作り。
予定ではこの後、体調を見て夜の海を見に・・・ということも考えていたのですが、さすがに朝の早かった二人に若干睡魔の波が・・・。(カーコさんはまだまだ大丈夫という感じだったけれど、アルコールが入ったためにTさんの目が正直になっていた(笑))。では、もうホテルにということで、歩き出す。

あ、その前にひとつありました。
私が、車庫から店までの間で使っている自転車にTさんを無理やり乗せました。この頃になると、私もアルコールのせいで、かなりやんちゃな面を出していて・・・。ごめんなさい!Tさん。(苦笑)

この自転車がまた、説明してくれ!とうるさく言っています。そうなんです。ちょっとだけ訳ありの自転車で。マウンテンバイクという自転車に若い頃からずっとあこがれて来た私が、数年前に「掘り出し市場」というリサイクルショップで見つけ出したものなのです。このお店は少し郊外にあって、今では滅多に行くこともないのですが、当時は家内の父親が入院していた病院に行くためのコースにあったのです。週に2回ほど病院に行っていて、その度に必ずそのリサイクルショップにも寄るというのが決まりみたいになっていたのでした。そこである日見つけたのがこの自転車だったのです。値段は15000円。新しいし、何と21段ギア。

駄々っ子のように「買ってくれ!」とねだる私に、家内が「優子がいいと言ったら!」という返事。
その日友だちとご飯を食べに行っていた娘に電話をして「実は・・・」と説得し、周りにいるという友達2人にまで、意見を聞いてもらってようやく、買ってもいいという許可が!(なぜ、娘なのかというと、この娘がなかなか物を買うことに対して厳しいのです。下手な買物をしたりするとそれはそれは厳しく責められて・・・)

ということで、閉店と同時にようやく買えた自転車。店を出たものの、車には積めない。さてどうしたものか?結局私がそのまま乗って帰ることに・・・。10何キロという道程でライトもまだ付いていない、それどころか、今考えると空気もきちんと入っていなかったと思います。
でも、やっとあこがれのマウンテンバイクが買えたという嬉しさで、私の足元も軽やか、必要のない場所で、ギアチェンジをしたりしながら、何とか家までたどり着いたのでした。そして・・・。

家族が揃ったところで、自慢しようと説明書を出し読み始めると、そこには中国人の方が書いたと思われる日本語で、ちゃんとこう書いてありました。この自転車は・・・・・・・・・。
マウンテンバイク調おりたたみ自転車です!」と。つまり、私が嬉しさいっぱいで乗って帰った自転車、マウンテンバイクだと思っていた自転車は、おりたたみということがメインの、さらに何とマウンテンバイク調自転車だった訳です。

その後、ペダル軸という部分がグラグラし交換(約¥8000)、タイヤの空気が抜けやすいために部品を交換(約¥2000)など、結構お金を使わせてくれています。そして今は、まあ何とブレーキをかけた時の音が大きい!(近くにいる人は必ず振り返る)
このブレーキ音を楽しんで頂きたくて、Tさんにぜひと勧めたのでした。結果は・・・。
Tさんもちゃんと心得ていて、夜の商店街で、音の反射も大きい中、思いっきり両ブレーキを握ってくれました(笑)そして、期待通り周りにいた人たちも振り返ってくれていました。後で、どうやらカーコさんが「ギーギー君」と命名をしてくれたそうです(笑)大切に乗らないと!

ホテルまで歩いて10分から15分。楽しかった一日の余韻に浸りながら、みんなで歩きます。どうやら、夜の暑さは、海抜750メートルの高さで生活をしているTさんには堪えるようで、「本当に、暑いですね!」と繰り返しながら。話によると、夜の気温はかなり違うらしいです。何でも夜は冷房をつけなくても大丈夫ということで。こちらで熱帯夜と呼ばれる日は、冷房がなければかなりきついものがあります。
やっぱり日本は広いです!

ホテルまで、もう少しという所まで歩き、次に私が考えたことは、「どうせなら、この暑さの中、冷房のない私の車に少しでも乗ってもらおう!」ということでした。そうすればまたひとつ、想い出が増える!ということで、家内と娘の反対を押し切り、何百メートルかだけ遠回りをして、車庫に向かいました。
17年間乗り続けて来た、そして20万キロメートルという距離を走り続けてくれた、愛車とご対面。
家内の運転で、5人がギューギュー詰めに乗り、ホテルまで行ったのでした。

名残惜しい中、「また明日!」と声を掛け合い、二人はホテルに、私たちは家に・・・。
●余韻を楽しみながら・・・
帰りの車の中も相当に、にぎやかでした。
もう日付が変わろうかという時間なのに、3人が口々に「楽しかった!」と言い合い、
家までの8キロ弱の道程は、まるで空を飛んで帰ったのかと思うぐらい、短く感じました。
家に着くと、いつものようにペペ(飼い犬)が吠えます!
仕事から帰ったタイミングでいつも私が散歩に行くので、それを知っているペペが決まって吠えるのです。ペペも散歩だけを楽しみにしているので、行かない訳にも行かず、いつもの道を一緒に歩きます。
通じるはずはないのだけど、「今日、こんな事があって、すごく楽しかったんだ!」と話しながら・・・。

家に入り、今度は娘がひとりでにやけているのに気付きます。
メールが入っていたらしいのです。カーコさんから。
「顔を洗っているうちに、彼は眠ってしまっていた!」
「今日はすごく楽しかった。特にパパさんが上機嫌だったのが嬉しかった!」というような内容で。
人が楽しかったと言ってくれるのは、すごく嬉しいもので、思わずこちらこそ!と言いたくなります。
でも、心配ご無用で、私が上機嫌だったことは、ちゃんと分かってくれていたようです。
このタイミングで寝よう!そう思い布団に向かいました。
●翌日
いつもは目覚めの悪い私が、そして娘が自然に早起きをしていました。
確か家内の話によると、ホテルのチェックアウトが10:00、sesame123オープンが11:00だから、
先にサンポート(高松駅)に行ってから、また、店に寄ってくれるということで・・・。
これは効率が悪い!この暑さの中地元の人でも滅多に歩かない距離を歩かせてしまうことになる、
そう思った私たちは、少しだけ店を早く開けることにしました。
いつになく早いスピードで準備をする娘と私に、家内がひと言。「やれば出来るんや!」と。確かに。

車で店の横まで行き、二人を降ろしてから私は車庫で自転車に乗り換えるので、10分程度の時間差が開きます。店に着き、「来てる?」と家内に聞こうと思った瞬間、家内が目で「まだ!」と言う。
この辺りは夫婦なのか、すぐに分かります。
2階に上がりパソコンを開き、メールのチェックという、定番作業をしていると、「来たよ!」の連絡が・・・。

2日目の朝。二人はどんな顔でいてくれるだろうか?

●いい顔の二人!
1階に降り、レジの前に立つ二人と再会。すごくいい顔をしている。
ほんの少しだけ構えていた私も、二人の優しいまなざしに助けられすぐに会話モードに。
聞くとやっぱり先にサンポートに一度行って来たという、
おみやげ屋さんやコインロッカーが見つからず、結局またそのままこっちに来たと・・・。
こんな時に私の車の冷房が壊れてなければ・・・。ごめんなさい。
12:30には、帰りの電車に乗るために駅に行かなければならない二人の、
香川で過ごせる時間はあと少し・・・。

●やっぱりうどんでしょ!
昼ごはんには少し早いので、家内の勧めで二人は一度、商店街を探索。
でもはっきり行って、短時間で楽しめるところもないし、
と思っていると、やっぱりすぐに帰って来た(苦笑)
そして、何とうどん屋さんでいいTシャツを見つけて来たというのです。でもまだ開いていなかった・・・と。
「うどん屋さん、Tシャツ・・・」と言うことはもしかして・・・。やっぱりそうでした。
いつも私たちが行く例の「うどん屋さん」です。
そして、帰る前に食べるのは、やっぱりうどんでしょ!と、ちょっとだけ早い昼ごはんに出発。



ところがまだ、のれんが出ていない。中を覗くと、顔なじみのご主人がうどんをのばしている最中。
これから切って、釜に入れて、ん〜15分強。頭の中ですぐに計算できて、尋ねてみる。
「中で待っててもいい?」と。すぐにO.K.と返事をもらえて、待たせてもらうことに・・・。

確か11:30頃だったので、もう後1時間後には駅に行っていないと・・・。
でもまあ、うどんは食べるのはそう時間がかからないから大丈夫。
ということで待つことやっぱり20分ぐらい。その日一番に釜から上がったうどんを食べられました。
味は・・・。元々美味しいうどんの、一番いいタイミングのうどんだから、もう最高のはず・・・。
と内心思いながら、後で聞いてみると、「やっぱり美味しかった!」と。よかった。よかった。

そうそう、食べている最中に、奥さんが店に出て来て、私を見て「うわービックリした!」と相当に驚いていました。いつもは夕方の4:00頃昼ごはんにうどんを食べに行く私が、しかもカウンターにいるはずの私が、一番の時間にテーブル席でいたものだから・・・。
そして、翌日聞くと、どうやら私たち3人を、親戚の間柄だと勘違いしていたということ。
そういうふうに見えていたと聞いて、またまた気をよくしてしまった私でした(笑)。

うどんを食べ終え、カーコさんがTシャツを買うことに。
サイズと色を決めての少しの時間に、奥さんに私が頼まれたのは・・・。
「ごめん、これ背が届かんから、かけてくれる」ということで、店ののれんかけでした。
そう言えば、行った時にかかっていなかった(笑)
ごちそうさまでした。今日もやっぱり美味しかったです。


●また会いましょう!
楽しい時間の過ぎるのは、本当に早い。あっという間の2日間。
まず、二人と家内が店で別れを告げ、そして何メートルか先のタクシー乗り場で私が別れを告げ、
娘は「どこまでも行くで!」ということで駅まで見送りに!


●きっとまたいつか・・・。

二人を見送った後、私はとても不思議な感覚を覚えていました。
来られることが分かってからずっと思っていたのは、
正直に言うと「きっと一生で一度だけの出会いになるだろう」ということでした。

人生の中には、確かにそういう出会いもあって、それでも価値がある場合が在る、
だからそれはそれとして、素直に受け止めようと・・・。
そして、きっと見送った後は、言いようのない寂しさに襲われるだろうと、そう思っていたのでした。

ところが、その予想が間違いだったと思えたのです。
言葉では言い尽くせない、楽しい気持ち、嬉しい気持ち、
そういうものがあるのだと、学ばせてもらえたような気がしたのです。

二人が時間をかけ、エネルギーを使い、私たちに教えてくれたものは、
本当に価値があるものだったと思います。
香川県という、小さな県の小さな街の小さな店、sesame123。
そしてそこで働くごくごく普通の私たち。
でも、自信を持とうと思いました。
心を込めて、出来るだけのことをすれば、それが大したことではなくても、分かってくださる方がいる!
そして、逆に私たちに、とても大きなかけがえのないものを、与えてくださる方がいる!
そういう方たちと出会えたことに、素直に感謝をし、これからも頑張りたい!そう思いました。

人が人を大切に思い、お互いを理解しあおうと思った時、
どうやらそこからは、楽しさや嬉しさ、喜びというエネルギーが自然に溢れて来るようです。


私たち3人全員は今、「きっとまた会える!いつか必ずどこかで!」そう思っています。
そして、心から「ありがとう!」と。

2006年9月
9月
記念すべきスタートの日です。
何の記念かというと、自分たちで店を始めた日なのです。
1993年9月1日。この日が私たちの出発の日でした。
ちょうど13年が終わり、いよいよ14年目のスタートです。

そしてもうひとつ。
ネットショップオープンの日でもあります。
こちらは2004年9月1日スタート。ちょうど2年が終わり、3年目のスタートです。
振り返ってみて、思い出してみて・・・。
色々なことがあったなあ、色々な方にお世話になったなあ・・・。
本当にありがとうございました。と・・・心の中で繰り返しながら過ごしました。
そして、新しくスタートをした今日からまたどんな毎日が待っていてくれるのだろうかと・・・。

●9月2日
いつものように、遅い昼食のうどんを食べ、4:00過ぎに店の近くまで帰って来ると・・・、
家内と娘が興奮した顔付きで店の前に出ています。特に娘は、何か特別なことがあると、必ずこういう顔付きになるので言葉を交わす前から何事かが起きている!ということが分かります。2人はなぜだか同じように、何メートルか先を見ながら一生懸命何かを言っているのでした。その方向が、私の方ではなかったので、少なくとも私に関することではないなと、ひと安心しながら店までたどり着き、娘のセリフでことの次第が分かりました。「似てる〜!」そう言っているのでした。
そして2人の視線の先を見ると・・・。

何となく、情報らしきものはあったのです。なので心のどこかに「もしかすると」という気持ちはありました。でも「まさか!」という気持ちがそれよりも強かったことも事実でした。
店の右斜め前7メートルあたりで、軽く会釈をされながらニッコリされていたのは・・・、何とママリン様でした。もうすでにこの掲示板でもご紹介しているので、改めてご紹介もいらないかも分かりませんが、8月に私たちの店に遥々来てくださった前の日記の主人公カーコさんのお母様です。

あまりにも突然のことに、頭の中はもうパニック状態、動揺しきったままで何とかご挨拶をし、店内に入るとカウンターの上に今届いたばかりだという荷物が・・・。中には、気のきいた銘菓や嬉しいグッズたち、ママリン様の到着に合わせて時間指定された、お二人からのプレゼントでした。
そして、カーコさんからのメッセージが・・・。
「サプライズなお知らせです!、今日9月2日、母がin香川です。よろしくお願いします。」
へーそうなんだ、来てくださるんだ。って、もうここにいらっしゃるじゃない!と、メッセージに心の中で突っ込みを入れました。そして最後にこう書かれてありました。「うどん屋さんに行く時間に合わせて到着しますので、ぜひ一緒に!」と。

●うどん屋さんに
ここで例によって少しだけ話が膨らみます。
今、UDONという映画が上映されています。うちの娘は初日に観ていて、それなりにおもしろかった!という感想を言っています。この映画をママリン様もご覧になったということで、どうしても「香川のうどんを食べたい!」と思われたそうなのです。それが今回来てくださったひとつの目的で、うどんを食べずに山梨に帰って頂くことは出来ません。

家内が走りました。うどん屋さんに。せっかく食べて頂くのなら一番おいしいタイミングのうどんをという事で、お願いをしに行ったのでした。うどん屋さんのご主人も奥さんもすぐに事情を分かってくださり(優しい方々なので←ちょっと宣伝)いいタイミングで知らせてくださることに。ここでミニ家族会議開催。テーマは誰がご一緒するか。と言っても答えは出ているので、相撲の親方が「確認のための「ものいい」でした」というあれと同じです。うどん屋さんと言えばやっぱり私です。
ところが考えてみると、さっき釜からあがる寸前の美味しい釜揚げうどんの大を食べて帰って来たところだったのです。いくらうどん好きの私でもこのタイミングではちょっと食べられません。だからご案内だけして横でお話のお相手をと・・・。

   

ということで、うどん屋さんに到着。
事情を分かってくれている、ご主人も奥さんもニコニコ顔。もしかすると恥ずかしがり屋の私がどういう風な様子なのかと、ちょっと楽しみにされていたかも知れません。
何を食べるかは、行きながらもう決めていて、釜からあがってすぐのざるうどん。この時期に食べるざるうどんは本当においしい!特にこのお店のうどんはもう最高!←またちょっと宣伝(笑)
いよいよ釜からあがり、水でうどんを晒す音を聞きながら、私の頭の中にある欲求が・・・。食べたい!さっき釜揚げうどんを食べたばかりなのに、しかも大を食べたばかりなのに、この雰囲気の中にいるとまた食べたくなってしまって。んーおそるべし讃岐うどん。結局ママリン様と一緒に私も食べました(笑)食べ終えた頃に専属カメラマン登場。娘です。その時の写真が上の写真。もう食べてしまっていたので、ざるの上は空っぽ。後ろに立っている方が奥さん。そして実はご主人も写っています。私の後ろにちょうど隠れて(その位置にわざと行かれた)。たっぷりユーモアもあるかたなのです。
上に写っている右端のポスターの前で記念写真を撮られる方が大勢いらっしゃるということです。
帰りには、お土産用のうどんをしっかりと買われていました。
今日もごちそうさまでした。やっぱり美味しい!


↑実はこの写真、私のお気に入りなのです。うどん屋さんから帰っているところを娘が撮影したものなのですが、ママリン様と私の距離感が何となくいい感じで写っていると思いませんか?会ってまだ1時間ぐらいしか経っていない2人には見えないでしょ?と勝手なことを書いてしまいました(笑)

●○○ちゃん登場!
帰り道、偶然にも前回の日記にも登場して来た、○○ちゃん登場。ママリン様に、「あの人がほら、○○ちゃん!」と紹介し(もちろん私のいとこの娘!ということも言い忘れずに)ママリン様も小声で、「あっ、やっぱり美人!」と。○○ちゃんも気付いてくれて、軽い会話モードに。この後のママリン様の行動力はさすが!その流れで店に着く前にお漬物屋さんに買物に行ってしまいました。その時の記念写真がこの写真です。小さめのサイズでご覧くださいませ。何でもお漬物屋さんでもかなりの量のお買い物をされたとの事。地元商店街にご貢献頂きましてありがとうございました。



もうお気付きの方も多いと思いますが、ママリン様は背が高いのです。知りたがり屋の私が聞いてみると、167センチということでした。スタイルもいいです。カーコさんのお母様という事で、年齢に興味を持たれていらっしゃる方のために・・・。私たちよりはかなりお若いです。お会いした瞬間に、家内と娘が盛んに「若い!若い!」と連呼していました。

●2人きりのドライブ!
さて、お漬物屋さんから帰って来られたママリン様。夜は一緒に食事をするとして、それまでにまだ時間があります。長旅の疲れもあるでしょうし、せっかくここまで来て頂いたのだから、何か有意義に時間を過ごして頂く方法はないか?そう考えた時に浮かんで来たのが私の17年来の友人?チェイサーでした。時々掲示板でも登場していますからご存知の方も多いと思いますが、走行距離20万キロを超えた、そして冷房のきかない我が愛車です。彼に頑張ってもらおうと思ったのでした。ママリン様に、「冷房のきかない、そしてきれいじゃない車ですけど、もしよかったら」とお伺いして、気持ちよくご了解を頂き、出発したのでした。



いざ出発と言う時、家内が耳打ちをして来ました。「お父さん大丈夫?!」と。もちろん運転のことではありません。私が極度の人見知り人間だと知っている家内は、間が持つかどうかを心配して聞いて来たのでした。ところが、私はどういう訳か確信をしていたのでした。ママリン様となら全く心配ないと!店の横を出発して、約1時間30分ぐらいのドライブでしたが、予想通り全く緊張などはなく、実に有意義な時間を過ごせました。コースは、カーコさんたちも行った海沿いの道。時間的に夕暮れ時でどうかなと思っていましたが、ママリン様に「久しぶりに海と夕日の組み合わせが見られた!」と言って頂き、ひと安心。

話が戻り、なぜ私の中に緊張感がなかったのか?答えは3つあります。
ひとつは、カーコさんとTさんが、私たちの中に絶対的な信頼関係というパイプを作ってくれていたこと。
ふたつ目は、この日までの間にメールで何度もメッセージのキャッチボールをさせて頂いていて、
お互いに初対面という意識が薄かったこと。
そして何と言ってもママリン様ご自身の話題の豊富さと深さ。
事実、写真のように出発して、また1時間30分後に同じ場所に戻って来るまで、
ただの一度も話が途切れることはありませんでした。本当のことです。
内容をひとつひとつ書いて行くと、日が暮れて、朝が来て、また日が暮れるでしょうから(笑)ここではお話できませんが、ママリン様のお話はとても楽しくて有意義で、知りたがり屋の私にとっては何冊も本を読み終えたような充実感がありました。どうやってこれほどの知識を身に付けられたのか?広い話題と深さ、そして話術。素晴らしいと思いました。

●sesame123で
来て頂いたのが、16:00過ぎと若干遅めでしたし、うどん屋さんとドライブで時間をかなり使ってしまい、あまり売場ではゆっくりして頂けなかったかも知れませんが、それでもきっちりとレアな商品を見つけて頂きました。いつの間にこれほどグラディーに詳しくなられたのだろうかと思うぐらいよくご存知で、普通は気付かないような高いところにディスプレイしてある商品まで、これは?と・・・。おそるべしママリン様!(笑)



●同じ店で!
カーコさんたちが来てくださった時に、すごくいい印象だった居酒屋さんで今回もと、
願うような気持ちで予約の電話を入れると、今日は大丈夫です!という返事。ラッキー。
ということで、また例によって晩御飯です。



さあ、いよいよここからが今回の本番という感じです(笑)
ママリン様とドライブに出かけ、ママリン様のすごさを実感して分かっていた私は、今回はあえて聞き役に回ろうと思っていました。ママリン様の魅力を家内や娘にも十分楽しんでもらおうと思っていたからです。
香川県では日曜日の朝「波乱万丈」という番組をしていて、毎週有名な方のそれまでの人生を振り返って見せてくれています。ママリン様の場合、おそらくその番組に出ても、どの話をセレクトするかで、スタッフがもめるぐらい話題の幅をお持ちです。そしてそのひとつひとつが何度も言うようにすごく深いのです。
同じように、人生を生きて来て我われ凡人となぜこうも違うのだろうかと思うと同時に、それだけの努力や苦労もされているのだと、本心から尊敬させてもらえました。

ちょっと真面目なお話になってしまうかも分かりませんが・・・。
例えば、以前通常の掲示板の方でお話したように、犬と猫をすごくたくさん飼われています。いや、一緒に生活をしているという表現の方が正解かも分かりません。そのひとつひとつの命に対する思いが、まず私たちとは違っていて、それぞれ個々の動物たちを実によく観察し、どういう育て方をするのが、一番いい方法なのかを常に考えていらっしゃるのです。これは時間もエネルギーもそして辛抱もいることです。
たった1匹飼っている犬の散歩を、誰が行くかでもめていた我家のことを考えると、本当に恥ずかしくなってしまいます。

私の想像していた通りで、家内も娘も実に興味深く熱心に耳を傾け、本当に幸せそうな表情を浮かべながら、ママリン様のお話を楽しんでいました。もちろん私もそうです。出て来る食べもののお話。動物たちのこと。お仕事のこと。山梨県のこと。車のこと。家のこと。生死に係わる大病のお話。
それからそれから・・・・・・・・・。おそらく時間が無限にあっても、話題は尽きないだろうと思うぐらい、楽しい時間を過ごすことができました。感謝しています。

●※※※サロン


ちょうど、カーコさんたちが来てくれていた時、私たちの店の何軒か隣に喫茶店?(お酒もある)がオープンしました。お店の迷惑になってはいけませんから、正確な名前は言わないでおきますが 、そのお店は深夜1:00まで営業されていて(実はこの日に知りました)、そこにママリン様が誘ってくださったのでした。

長旅の疲れや、慣れない土地での初対面の私たちに対する気疲れもあったと思いますが、優しいママリン様はそういうことを一切出さず、気持ちよく誘ってくださいました。私たちの方も、もう少し時間があればいいのになあと思っていたところで(きっとママリン様にはそれが分かったのだと思います)、これ幸いと、行ったことのなかった店を訪ねたのでした。

このお店でコーヒーを飲みながら(私だけ焼酎←なんと!)、また楽しいお話をたっぷりと・・・。

話題は主に、ひとについて!
ママリン様のカーコさんに対する愛情の深さを、私たちは改めて知ることになりました。カーコさんがわざわざ訪ねて来てくれたsesame123。そこにいる私たちがいったいどういう人間なのか?それを見ておきたいという思いが、ママリン様をこの香川まで連れて来てくれたのだと思うのです。それは私たちの人間性がどうこうという以前に、ママリン様がカーコさんを思う気持ちの現れに違いありません。

お話を聞きながら、私が思っていたのは、親子っていいなあということです。
昔からよく言うように、親が子どもを思う気持ちは本当に深い、いや底なしかも知れません。私も何度かそういう経験をしたことがあります。残念ながら私が子どもに対してではなく、私の母親が私に対して示してくれた態度に・・・。今はもう81歳で、身体は老いていますが、その中にある愛情の深さは変わっていないように思います。そしてそれを感じる度に、「ああ、やっぱりこの人にはかなわない!」そう思います。
ママリン様がカーコさんを語る時、私が経験したその時の思いがしっかりとよみがえって来ました。そして親子っていいなあと思いました。
娘がその時言ったセリフです。「お話を聞いて、カーコさんのことがますます好きになりました!」

これは、人と人とのつながりにおいても、大きなヒントのような気がします。そういう思いに近い気持ちで、人に接することが出来れば・・・。きっと何かが生まれてくるような気がします。

何だか、すごく硬い内容になってしまいましたが、こういう内容のことをママリン様と私たちでお話したのでした。こういう話題は決して結論がその場で出るというものではないのですが、そういうお話を出来る間柄になれた!ということは、すごく大きなことだと思います。ネットショップとお客様という間柄からスタートして、こういうレベルのお話まで出来たということは、素直に喜ぶべきなのだろうなあと思います。

●信号を渡ると



1:00近くに店を出て、ママリン様は目の前にあるホテルに。娘が一生懸命撮った写真ですが、残念ながらあまり見えません。見送りながら、私が思っていたこと・・・。それは、今度はママリン様とカーコさんが一緒にいるタイミングでお会いしたいなあということでした。きっと掛け算になって、楽しいだろうなあと・・・。
家内が帰りの車の中で、こう言いました。「すごく話がしやすい!」と。年齢が近いこと。女性としての苦労の部分も分かること。そして本音で話してもらえたこと。そういうことが全て嬉しかったという気持ちから出て来た言葉のようです。

だいたい小さい頃から「紅白歌合戦」を最後まで見られたことがなく、悔しい思いをしていたと言う家内は、完全に朝型人間で、夜は弱いのです。ましてや最近は次男の仕事の関係で、私と娘より2時間も早く起きていますから、夜は眠いはずなのです。その家内が、家に着いても目がしっかり開いていて、私に先に寝れば!というぐらいの勢いでした。女性として、母親として、共感することがいっぱいあったのだと思います。娘はその頃、翌日の見送りで、どう写真を撮るかを考えていたようです。
そして私は、何年ぶりかにドライブした(実際にもう何年も行っていない町)余韻を楽しみながら、眠ったのでした。

●9月3日



カーコさんたちもそうだったけれど、ママリン様も、もう帰ってしまう日。
しかも、今回は高松を出るのが約1時間早い!ということは、もうほとんど時間がない!うどんも食べて頂けない。残念。でも、不思議と店内でのママリン様を見て、ホッとした気持ちになりました。
もう何年も前から親しくさせて頂いている方のような感覚があったからです。売場で商品を見られている様子や、家内とカウンター越しに話をしている様子。何もかもがすごく自然で、それを見ているだけですごくホッとした気持ちになれたのです。私はあえてあまり会話に参加をしませんでした。ママリン様と話をしている家内や娘がすごく楽しそうに見えたからです。私はまたメールでいっぱいお話が出来る。家内はメールが出来ないからこういう機会がすごく貴重だろうし、娘もそう。そして幸せそうな2人を見ていて、私自身もすごく幸せな気持ちでいられたのでした。ママリン様本当にありがとうございました。

●娘、張り切りのお見送り



後から聞いた娘の話によると、カーコさんたちの時と同じ位置で写真を撮りたかったということでした。娘なりに考えていたようです。そしてお見送りをした後、店に帰って来て、何度も腕に付けた石のリング?(ごめんなさい。名前を知りません)を嬉しそうに見ていました。
●載せます!
今日の夜、カーコさんからメールが届きました。
届いた商品と一緒に入っていた写真に母が写っていてすごく驚いたと!
ムスメとすら2ショットはないのに!と。

そしてその後少しして、ママリン様からもメールが届きました。
実はここ何年かは写真はNGで、写していなかったと・・・。
海外に行っても写さず帰って来ていたと!

これは驚きの新事実です。私たちも本当にビックリしました。
でも、あえて私はこの日記に写真を使わせて頂きました。
私たち3人が見て、どのママリン様もすごくいい顔をされていると思うからです。
そして、そこには私たちもいい顔で写っていると思うからです。

ママリン様と過ごせた、短かったけれども貴重で楽しかった証を、
sesame123の掲示板を読んでくださっている方々にもぜひ、お伝えしておきたい!
そして、この貴重なひと時を、これからずっとのお付き合いに役立てて行きたい!
そう願っています。

カーコさんに!
今度、ママリン様との2ショット写真と、カーコさんのご家族&私たちの家族の集合写真を撮りましょう!

ママリン様へ!
カーコさんとTさんが来てくれた時に、私たちが描いていた思い、
「きっとまた会える!」という思いを、ママリン様のおかげで確実なものにすることが出来ました。
「きっとまた会える!」を「いつでもまた会える!」と言いかえてもいいのかも知れません。
そして、次に会う時は、毎日会っている人に会うような感覚でお会いできるような気がしています。

今日街を歩き、行き交う人たちを見ながらこんなことを考えていました。
自分の身近なところに、こんなに大勢の人がいるのに、なぜ価値のある出会いは少ないのだろうか?と
でもそれは当たり前なのかも知れません。自分が出会う努力をしていない間は、
出会いの神様は、簡単には素敵な縁を与えてくださらないのだと思います。
今回は、ママリン様のおかげで、こんなに素敵な出会いの時を持たせて頂けました。
本当に感謝をしています。ありがとうございました。

最後に、私の好きな宇宙のお話で・・・。
今、私たちがここに存在するまでに、137億年の時が必要だったと言われています。
そして、地球には今65億人を超える人が生きているそうです。
そう考えると、出会いそのものがまぎれもなく奇跡だと思います。
私たちの出会いは、たった一つの小さな出会いですが、かけがえのない奇跡の出会いです。
宝物として大切にして行きましょう!


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